Swiss Army For Her Lilac Jasmine

アメリ・ジャカン
「あらゆることが可能だ」というのが、フランス人調香師のアメリ・ジャカンが、文化のプレイグラウンドであり、自身の香水づくりの発想の源であるパリの街に感じていることです。アメリは、この大都市の活力を香りに昇華させています。それは、トレンディなレストランや、特定の色のフレグランスをつくるための発想をもたらしてくれるアート展かもしれません。Swiss Army For Her Lilac Jasmineは、その顕著な例です。活気のある生活と人々のつながりに魅了されたアメリは、自身のフレグランスの構成がいかに彼女独自のものであるかを語っています。「フレグランスづくりは、まるで人々が自分の一部を身にまとっているかのように、とても個人的なことです」。アメリは旅を愛し、世界各地で出会った植物、花、風景、食べ物に大きな関心を寄せています。「旅先から戻るたびに、そこで見たもの、味わったもの、匂いを香水にしたいという思いにかられます」とアメリは語っています。