空飛ぶオランダ人
ラゲッジデザインの専門家が教える空の旅のヒント
ロブ・ファン・レイブンズは、空の旅のこととなるとちょっとした上級者と言えます。彼はビクトリノックスの名高いトラベル&ビジネスギアのデザインおよび開発を担当しており、その理想を追求するために世界中を駆け回っているのに加え、彼の住むオランダとイーバッハのビクトリノックス本社の間も往復しています。そのため、彼はなんと毎月平均25時間を機内で過ごし、年間100便近くのフライトを利用しています。また、ビクトリノックスのトラベル&ビジネスギア、バッグ、アクセサリー部門の商品管理ディレクターである彼は、パッキングとラゲッジに関する知識もちょっとしたものです。
そこで、飛行機の旅の必需品について、ロブに聞いてみました。
キャリーオン
短い旅行の場合は可能なかぎり、機内持ち込み用バッグのみで旅をします。到着した空港での行動が楽で速いし、パッキングを工夫せざるを得なくなるのも良いところです。これは個人の好みによりますが、私は普通ソフトサイドのキャリーオンが好きで、最近のお気に入りは「ワークス トラベラー 6.0 グローバル キャリーオン」です。静かな8ホイールでスムーズに移動できるし、収納を拡張できる機能は帰りに便利です。帰りはいつでも出発時より荷物が多くなるものですからね。取り外し可能なパック・モア は、ビジネスアイテムと私物を簡単に仕分けできるので本当に助かります。
長距離のフライト
アジアや大西洋横断路線の長時間フライトには、「コネックス ラージ ハードサイド」ケースのようなハードサイドの預け入れ用スーツケースを持って行きたいものです。強靭な純正ポリカーボネート製なので、大事な持ち物も確実に保護してくれます。コネックスはパッキング容量を最大限に活かしているうえに、収納スペースが拡張可能なので、製品プロトタイプやサンプルを持って往復しなければならない場合に欠かせません。
ヘッドフォン
私は、出かけるときは必ず高品質なヘッドフォンを持っていきます。ヘッドフォンには機内では特に価値があります。ポッドキャストを聴くにも、映画を観るにも、音楽を聴くにも大活躍です(私にとって音楽は旅に欠かせません!)。起きている時には時間をつぶすのに役立つし、眠りたい時にも周りの音を遮断してリラックスさせてくれます。それで、旅に持って行くバッグは「アルトモント プロフェッショナル デラックス トラベル ラップトップ バックパック」が気に入っています。取り外し可能な必需品オーガナイザーのおかげで、ヘッドフォンやケーブルなどを収納できて、コードがからまることもなく、いつでも簡単に見つけられます。
トイレタリー用品
機内持ち込み用のバッグのみを持って行く場合は、トイレタリー用品については厳しく選別する必要があるので、トラベルサイズの商品があるブランドが好きです。長期間の旅には、「ジップ・アラウンド トラベルキット」が気に入っています。比較的コンパクトでありながら、中身をなんでも出し入れしやすいような開閉で、シャワーの際は壁にかけることもできるからです。耳栓は必ずトイレタリーバッグに入れる物のひとつです。ホテルが騒がしくて寝られないほど、道中で嫌なものはありませんからね。