ステップ1:材料から手順やレシピのアイデアまで、完璧なバーベキューの準備
バーベキューの準備にお悩みなら、ビクトリノックスがお手伝いします。いつ何をすればいいかが正確に分かるように手順を解説します。お肉を室温に出すタイミングも、サラダをつくるタイミングも、この手順を見ればすべて分かります。
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材料
お肉
一般的に、バーベキューには大きな塊のお肉が向いています。中まで火を通しても肉汁を保って美味しく焼けるからです。肉を買うときは、色と霜降り具合が良いものを選びます。精肉店で保存と熟成方法について尋ねましょう。これは味と品質に欠かせないポイントです。このガイドでは、リブアイステーキとスペアリブをお肉料理として紹介しています。バーベキューに最適なスペアリブについては、様々な意見があります。ラム、ビーフ、仔牛肉。どれもそれぞれに良さがありますが、ここではスペアリブの元祖、ポークを使います。
材料(2人分):
- 骨付きリブアイステーキ(牛ばら肉) 1.5kg
- および/またはスペアリブ 1.5kg
お魚
新鮮なお魚は澄んだ目と艶のある皮、しっかりした粘膜を持っています。いやな匂いはせず、身を指で押すと、一瞬へこんでもすぐに元に戻ります。丸ごとのお魚や切り身はバーベキューに向いています。ヨーロッパヘダイ、マス、サケ、スズキなどの身の締まったお魚は、手をかけなくても美味しく焼けます。
材料(2人分):
- 丸ごとのスズキ2匹(各400g)
野菜
野菜を焼くときにちょっと変わった素材を使ってみるものいいでしょう。例えば、カリフラワーにフレッシュトマトのサルサ、チコリにハチミツ。あるいは、アーティチョーク、豆腐、焼きベビーレタスのサラダ。難しいことは考えず、想像力を働かせましょう。野菜はアルミホイルで包み焼きにすることをおすすめします。これは刻んだ野菜を調理するのに最適な方法で、焼いている間に出てくる野菜の汁が美味しいソースになります。焼き上がったら、新鮮なハーブと熟成したマウンテンチーズをかけて風味を添えます。
材料(2人分):
- ロマーノペッパー 1個
- 小さめのナス 1個
- 赤タマネギ 1個
- 小さめのズッキーニ 1個
- にんにく
- ハーブミックス
- 熟成したマウンテンチーズ
野菜の下味用に、少量のオリーブオイルと岩塩が必要です。ハーブは、パセリ、チャービル、ディル、バジルなどをおすすめします。
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マリネ
料理を味わい深くするマリネードは、下ごしらえの重要な部分です。お肉を前の晩からマリネしておくと、味がよく浸み込みます。野菜には、焼く直前にマリネードをかけます。マリネの基本は、上質のオリーブオイル、塩、こしょう、生のハーブです。その他はすべて、好みに合わせます。いろいろな素材を合わせることに慣れていない方は、少しずつ試してみるといいでしょう。素材をいくつか選びます。たくさんの味を合わせすぎると、お互いの味を消し合ってしまうことがあります。いろいろ試してみて、気に入ったものを見つけましょう。時間をかけたくないときはマリネを使わずに、焼く直前に味付けをします。
リブアイステーキ用にんにくハーブのマリネ:
材料:
にんにく、粒マスタード、オリーブオイル、きび砂糖、ローズマリー、タイム、オレガノ、セージ、ラベンダーの花
つくり方:
にんにくは皮をむいてみじん切りにし、ハーブは洗ってから細かく刻みます。残りの材料を加え、挽きたてのこしょうで味付けしてからステーキをマリネします。
スペアリブ用チリのマリネ
材料:
オリーブオイル、タイム、生の唐辛子、海塩、粗挽きこしょう、メープルシロップ、ウスターソース
つくり方:
唐辛子を縦に切り、種を取ってから細切りにします。タイムの葉を茎からはずします。唐辛子、タイム、海塩、こしょうをオリーブオイルに加えてよく混ぜて、マリネをスペアリブに塗ります。焼く直前にメープルシロップとウスターソースを混ぜてグレーズをつくり、スペアリブに塗ります。
お魚用ライムとチリのマリネード
材料:
ライム果汁と皮、コブミカンの葉、きび砂糖、粒マスタード、タイム、唐辛子、ピンクペッパー
つくり方:
ライムの皮を細く削り取り、果汁を絞ってよく混ぜ合わせます。コブミカンの葉とタイムを細かく刻みます。唐辛子の種を取り除き、細切りにして、残りの材料をすべて加えて混ぜ、そのまま少し休ませます。マリネする前に魚に天然塩を少しふります。
野菜用オレンジとターメリックのマリネ
ビクトリノックスの野菜の包み焼きレシピにはマリネは必要ありません。オイルと野菜の出汁が美味しいソースになるからです。しかし、その他の料理には、このフルーティでエキゾチックなマリネをあらゆる野菜におすすめします。例えば焼いたフェンネルなどにぴったりです。
材料:
オレンジ、生のターメリック、パセリ、オリーブオイル、こしょう
つくり方:
オレンジを絞り、皮を削ります。ターメリックの皮をむいておろします。パセリを洗って、みじん切りにします。材料をすべて、小さなボウルに入れます。オリーブオイルを加え、こしょうで味付けします。甘みを加えたい場合はハチミツを少し混ぜ、天然塩をひとつまみ加えてバランスを取ります。マリネを野菜にかけてから焼きます。
サラダ、付け合わせ、ガーニッシュ
付け合わせのサラダやソースは食事の重要なポイントですが、手の込んだものを用意する必要はありません。バターリーフレタスにシンプルなオイルと酢のマリネード、小さなフルーツを散らしたカラフルなサラダなど、何でも合います。柑橘類をところどころに使ってみましょう。生のハーブや花のシロップ、エディブルフラワーも、意外な美味しさで楽しい驚きがあります。ちょっと変わったトッピングやソースで、焼いたお肉やお魚をグレードアップしましょう。
マンゴーの角切りとルッコラのサラダ
材料:
オリーブオイル、ホワイトバルサミコ酢、マスタード、ハチミツ、生のしょうが、ペッパー、ごま、ルッコラ、マンゴー
つくり方:
ごまをフライパンで煎ります。しょうがをおろします。オリーブオイル、バルサミコ酢、マスタード、ハチミツ、こしょうをクリーム状になるまで混ぜ、しょうがを加えます。しばらく寝かせます。ルッコラを洗い、ペーパータオルで水気を取って、サラダボウルに入れます。マンゴーの皮をむき、芯を取って身を角切りにします。ルッコラに混ぜ、ドレッシングをかけてよく混ぜ合わせます。食べる直前に煎ったごまをふります。肉料理に合います。
タイミング:
サラダはバーベキューを始める1時間前に下ごしらえをします。食べる直前に、ドレッシングをもう一度混ぜてからサラダにかけ、ごまをふります。
ハラペーニョの梨とブルーチーズ詰め
材料:
ハラペーニョ、ブルーチーズ、クリームチーズ、梨、塩、こしょう
つくり方:
ハラペーニョを縦半分に切り、種とワタをきれいに取り除きます。梨4分の1個の皮をむいて小さな角切りにします。ブルーチーズをほぐし、クリームチーズと3対1の割合で混ぜます。角切りにした梨を加えてよく混ぜます。塩こしょうで味付けします。クリームチーズをハラペーニョに詰めます。遠火で15分ほど焼きます。どんなお肉にもよく合います。
タイミング:
事前に準備しておき、食べる15分前に焼き始めます。
ライムの皮とローストフェンネルシードのガーニッシュ
材料:
ライム、フェンネルシード、お好みで生の唐辛子
つくり方:
ライムの皮を削ぎます。フェンネルシードをフライパンで煎ります。時々ゆすりながら、香りがたってきたらすぐに火を弱めます。唐辛子を極細切りにし、少量のオリーブオイルでさっと炒めます。お魚の仕上げのトッピングに最適です。
タイミング:
ライムの皮、唐辛子、フェンネルシードは食べる直前に用意します。お魚が焼き上がってからトッピングします。
ヨーグルトソース
材料:
ギリシャヨーグルト、サワークリーム、クリームチーズ、ラディッシュ、ラディッシュの葉、レモン
つくり方:
ラディッシュを小さい角切りか薄切りにし、葉は細かく刻みます。ヨーグルトとサワークリーム、クリームチーズを混ぜます。ラディッシュと葉を加えてよく混ぜます。少量のレモン汁で味付けします。焼き野菜のソースに最適です。
フルーティにしたいときは、ラディッシュのかわりにザクロまたは薄切りの梨を使います。そら豆、チアシード、ひまわりの種を加えると歯ごたえが楽しめます。種や豆類は食べる直前に加えます。
タイミング:
事前につくっておき、食べるまで冷蔵庫で保存できます。